
NISASOとは
生産者の滝澤資大さんは、300 年続く農家「西麻生(にさそ)」の10代目として家族と共に農業伝統を守っています。
昭和 40 ・ 50 年代には養蚕業を営んでいました。おじいさんは名古屋の軍事工場で働き、 農業の傍らで社会派短歌を創作。その想いを表現していました。お父さんは戦後地域の農 業革新に尽力し、希望の種を蒔いていました。
滝澤さんは親戚のリンゴ栽培の土地を引き継いで、7年前にブドウ栽培を始めました。滝澤さんは NISASOブランドで農家の屋号を継ぎ、ご夫婦で質の高いグレープジュースを提 供し、農産加工品の新しい可能性を追求しています。
善光寺盆地の特色

善光寺盆地は長野市を中心にし、農業や花卉栽培に適した地域です。りんご、桃、巨峰ブドウなどの果物栽培が盛んで、滝澤さんの住む西山地方では斜面と粘土質土壌を活用した稲作や麻、藍、桑栽培が行われた時期があり、おやきの発祥地とされています。
グレープジュースへの情熱

滝澤さんは塩尻市のワイナリーで長年に渡りグレープジュース製造に従事し、10年間の試験室経験と25 年間の県外市場開拓経験を持っています。
この経験からグレープジュースの品質と市場性に深い理解を得て、自身のブドウ園で最初から品質の高いコンコード種を選定しました。
豊富な知識と経験を活用して、より多くの人たちに高品質なグレープジュースを楽しんでもらうことを目指しています。