親戚や親しい友人、お世話になった方などから結婚の報告を受けた際、お祝いの品を贈ろうと考える方もいらっしゃると思います。定番ギフトであるお肉は結婚祝いに適しているのでしょうか？
結婚祝いにはさまざまなマナーがあり、お祝いの気持ちをしっかりと伝えるためにはあらかじめ知っておくことが必要です。
このページでは、結婚祝いにお肉を贈ることの是非や、注意点をご紹介します。
結婚祝いのマナー
お祝い事に欠かせない贈り物ですが、時期や品物など失礼に当たらないようマナーを心がけましょう。
結婚祝いとご祝儀は別？
一般的に「結婚祝い」は結婚式・披露宴前に贈る品物を指し、「ご祝儀」は挙式当日に手渡す現金を指すことが多いです。
一般的に「結婚祝い」は結婚式・披露宴前に贈る品物を指し、「ご祝儀」は挙式当日に手渡す現金を指すことが多いです。
品物を贈る場合は挙式の2カ月前から1週間前に贈るのが一般的
結婚祝いを贈る場合、挙式の当日や前後に贈るのはマナー違反。挙式の準備で忙しくなる前の2カ月前から1週間前までに贈るのが良いとされています。
できれば手渡しが望ましいですが、遠方であったり訪問が難しい場合は、宅急便やネット通販を利用しましょう。
式を挙げない場合は、結婚報告を受けてから1カ月以内に！
式を挙げない方の場合は、なるべく早く結婚祝いを贈るようにしましょう。結婚の報告を頂いてからできるだけ期間を空けないように、1カ月以内に結婚祝いを贈るのが望ましいです。
お祝いメッセージを贈る際の注意点
結婚祝いに添えるお祝いのメッセージにも注意が必要です。ネガティブな出来事をイメージさせる言葉は「忌み言葉」といわれ、お祝い事には用いないのが一般的。
「わかれる」「おわる」「きれる」「はなれる」「やぶれる」など、別離を連想させる言葉には特に気をつけましょう。
「重ね重ね」「くれぐれ」「いろいろ」「たまたま」などの「重ね言葉」にもご用心。繰り返しをイメージさせる言葉は、一度きりのお祝い事である結婚にはふさわしくありません。
つい日常的に使ってしまう言葉もたくさんあるので、メッセージを添える際は添削サイトなどを利用するとより安心です。
結婚祝いでは避けたほうが良い品物は？
お祝いの気持ちを伝える結婚祝いですが、適していない品物もあります。包丁などの刃物類は新生活に向けて喜ばれそうですが、「切る・断つ」と別離をイメージさせてしまうので結婚祝いの品物としては向いていません。
ハンカチも「手布れ（てぎれ）」=「手切れ」と別れをイメージさせるので避けましょう。日本茶や白いタオルなども贈り物としては一般的ですが、香典返しで用いられることが多く、お悔やみ事を連想させてしまうのでNGです。
結婚祝いの相場を紹介。ご祝儀との兼ね合いは？
兄弟や姉妹の場合
ご家族が結婚される場合は、30,000～100,000円くらいが相場です。無理をしない範囲で最大限お祝いの気持ちを伝えましょう。
親族(いとこ・姪・甥)の場合
一般的には30,000～50,000円の間が相場。親族同士で金額を合わせることが多いので、事前に話し合っておくのが無難です。
親族以外(友人・知人・職場関係の人)の場合
親族以外の場合は20,000〜30,000円が相場です。親しい方に贈る場合は多めに包むことも。ご自身の部下の方に贈る場合は、50,000〜100,000円が一般的とされています。
式に出席しない・式を行わない場合
諸事情で結婚式に出席できない場合や、式が無い場合は上記相場の1/3もしくは10,000円くらいの相場で現金や品物を贈るのが一般的。なるべくお相手が喜ぶ品物を贈ると、お祝いの気持ちも伝わるはずです。
結婚祝いにお肉を贈るのはアリ？
結婚祝いで贈る品物は
「マナー違反になっていないもの」
「お二人に喜んでもらえるもの」
「お二人の邪魔にならないもの」
が好ましいとされています。
お肉であれば、結婚祝いのマナーに則している上に、食べて消費できるので邪魔になることもありません。普段買わないような高級なお肉なら喜んでもらえる可能性は高いでしょう。
結婚のお祝いにはさまざまな品物がありますが、お肉は特におすすめです。
結婚祝いにお肉をおすすめする理由
好みが分からなくても選びやすい
焼き肉やステーキ、ハンバーグなどのお肉料理は年齢性別問わず人気があるので、喜ばれることも多いでしょう。ご自宅で調理できる高級なお肉や、調理済みのハンバーグなど、予算や好みによって柔軟に選べるのも嬉しいポイント。
相手の好みが分からず、何を贈っていいか分からない場合はお肉がおすすめです。
高級感・特別感がある
贈答用のお肉は普段の生活で食べる機会が少ない高級なお肉がほとんど。きちんとした専門店で購入したお肉を贈り物にすれば、贈られた相手も高級感や特別感を味わえるはずです。
相手が気を遣わずに受け取れる
食器や調理器具など、形の残るものも結婚祝いの定番です。しかし他の方とプレゼントが被ってしまった場合、邪魔になってしまう可能性や、捨てる際に後ろめたい気持ちにさせてしまうことも。お肉をはじめとした消耗品や食料品などの”消えもの”は、貰った側も負担に感じることなく受け取れるでしょう。
”消えもの”の中でも高級感があり、好みを選ばないお肉は結婚祝いに最適です。
結婚祝いに最適なお肉ですが、贈る際にはいくつか注意点があります。
お肉好きかどうかを把握しておく
喜ばれることの多いお肉ですが、中にはお肉が苦手な方もいらっしゃいます。お肉を購入する前に、好みを聞いておいたほうが無難でしょう。
賞味期限に要注意！
食べて美味しいお肉ですが、賞味期限にはご用心。鮮度を重視したチルド便やクール便などの冷蔵配送は、あまり日持ちがしないので結婚祝いが届くまでの日数と賞味期限をチェックしましょう。
日持ちのする冷凍のお肉や調理済み商品を贈るか、先方に生物を贈った旨をあらかじめ伝えておけばより安心です。
おわりに
新しい門出を迎えるお二人のために、きちんとしたマナーとお祝いの品物で祝福したいですよね。ご祝儀だけで済ますよりも、気持ちの込もった結婚祝いも一緒に贈ってはいかがでしょうか？
なるべく相手に負担がかからない上に、高級感や特別感を演出できるお肉は結婚祝いに最適です。
ご自宅で味わえる高品質な和牛から、名店の味をご自宅で楽しめる料理ギフトまで。結婚祝いを選ぶ際は、のしやラッピングの指定、お祝いメッセージも簡単に添えられるヤザワミートのご利用をおすすめします。
