内祝いにお肉はアリ?おすすめの理由や贈るときの注意点を紹介

内祝いとは、自分の家でおめでたいことがあった際、喜びを分かち合うために親戚や近所の人などお世話になった人に贈り物をすること。

一般的に内祝いでの贈り物は食べ物や消耗品などの「消えもの」が望ましいとされています。食べて消費がしやすく、喜ばれることが多いお肉は内祝いの贈り物としておすすめできる選択といえるでしょう。

このページでは、内祝いについての解説やマナー、お肉がおすすめである理由、贈る際の注意点などをご紹介します。

内祝いとは?お返しとの違いは?

内祝いとは結婚や出産など、祝い事があった際に幸せをおすそ分けする贈り物のこと。本来内祝いは、お返しとは違い頂いた品物に対しての返礼ではなく、お祝いの品物を頂いたかどうかに関わらず自主的に贈る品物でした。

現代では少し意味合いが変化し、頂いた品物に対してお返しを内祝いとして贈るケースが増えています。地域によっては従来どおり、頂いていなくても自主的に内祝いを贈る場合もあるので、地域の慣習に従ったほうが良いでしょう。

引き出物との違いは?

結婚式に出席した方にお返しする「引き出物」。「祝いの席に来てくれた方へのお返し」という意味では現代の内祝いと同じですが、一般的に「引き出物」は挙式に参列してくれた方への贈り物です。

「内祝い」は挙式には参加できなかった・招待できなかった方で、ご祝儀や結婚祝いを贈ってくださった方への贈り物。頂いたご祝儀や結婚祝いが高額で、お返しした引き出物では釣り合わないと感じた場合は、引き出物と合わせて内祝いを贈ると良いでしょう。

「内祝い」としてお返しするお祝い事は?

お返しとして贈ることが多い内祝いですが、品物を贈る場合「お返し」と記載したり先方に告げるのは失礼にあたります。

結婚祝い・出産祝い・進学祝い・新築祝いなどの場合は「内祝い」として品物を贈ります。御香典や、御玉串料など法要などでのお返しは「香典返し」「返礼」になるので注意しましょう。

内祝いにお肉がおすすめな理由4選!

出産内祝いの場合は産まれたお子さんの名前が入ったグッズや、その他内祝いでは菓子折りやジュースなどが定番といわれています。では、内祝いの贈り物としてお肉はどうなのでしょうか?

お肉を内祝いのお返しとしておすすめできる理由を4つご紹介します。

消えものであること

おめでたい祝い事のお裾分けである内祝いには、相手の負担にならないものを選ぶのが大切です。形の残る食器などが喜ばれるケースもありますが、食べ物などの消耗品であれば相手の負担にならないでしょう。

お酒やジュースでは容器の処分で手間を掛けてしまうことも考えられるので、外箱や包装を捨てれば済むだけのお肉は、消えものの中でも相手に配慮できた贈り物といえます。

珍しいので差別化できる

内祝いにおすすめのお肉ですが、まだまだ一般的ではないのが現状です。定番の品物を贈るよりも、内祝いの贈り物としては珍しいお肉を贈れば、贈り物を選ぶ一手間を受け取る相手も感じ取ってくれるはず。

高級感・特別感がある

普段スーパーや精肉店に並ぶ高価なお肉を、ご自身で買うことは多くないと思います。普段食べないようなギフト用の高品質なお肉なら、贈られた相手も高級感や特別感を味わえるはずです。

好みが分からなくても選びやすい

ギフトの定番であるお酒やお菓子などは、年齢や性別によって好みが分かれてしまうもの。

ステーキやハンバーグ、焼き肉、しゃぶしゃぶなどのお肉料理は年齢や性別を問わず人気で、贈る相手を選ばないのは他のギフトには無いメリットです。

内祝いにお肉を贈る際の注意点

内祝いの贈り物におすすめなお肉ですが、受け取る相手のことをしっかり考えることも大切です。

マナー違反には気をつけたいもの。せっかく贈ったお肉を美味しく食べてもらえなければ、お祝い事のお裾分けになり得ません。

お肉を内祝いで贈る場合にはいくつか注意が必要です。

日持ちを考えて冷凍のお肉も選択肢に

一般的にお肉は購入してから早めの消費を心がけるべき食材です。

冷蔵の場合届いた日から2日前後が賞味期限の目安。お忙しい方に贈る場合は消費を急かしてしまうことも。冷凍のお肉なら賞味期限は3〜4週間、冷凍の調理品なら約1年ほどと非常に長く、美味しいお肉をベストなタイミングで味わってもらえるでしょう。

鮮度を重視した冷蔵配送はお肉を美味しく食べてもらう手段の一つですが、冷凍のお肉や調理品を贈るのも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

事前に連絡をする

冷蔵・冷凍どちらの場合でも、お肉を贈る場合は事前に連絡しましょう。

お肉を贈られた場合、日々の献立を調整したり、冷蔵庫冷凍庫の空きスペースを整理したりと準備が必要な場合も。贈られる相手の負担にならないための心遣いも大切です。

マナーや配慮に注意を払う

お返しとしての側面が強い現代の内祝いですが、マナーや配慮には注意が必要です。

先にお祝いを頂いている場合は「半返し」がマナー

先にお祝いの金品を頂いている場合、内祝いとして贈る品物はいただいた物の半額くらいが目安。厳格にきっちり半額がマナーというわけではなく、大体半分か少し超えるくらいで大丈夫です。

いただいた品物や金額があまりに多く負担になってしまう場合は、先方に無理に合わせる必要はありません。金額がハッキリと分かってしまう現金や金券もNG。相手に感謝の気持ちをしっかり伝えるために品物を選ぶのが大切です。

内祝いを贈る場合、お返しは1カ月以内が目安です

お祝いを頂いてから遅くとも1カ月以内に内祝いの品物を贈るのがマナーですが、早すぎても「贈り物が来るのを待っていた」ように見えてしまう可能性もあります。

まず電話などでお礼の連絡をし、1週間後くらいのタイミングで贈るのが良いでしょう。

内祝いのお肉を選ぶときのポイント

家族の人数が多い場合

相手のご家族が多い場合は、大人数で楽しめる焼き肉やしゃぶしゃぶ用のお肉がおすすめ。調理の手間も少なく喜ばれること間違いなしです。

一人暮らしの方や家族が少ない場合

一人暮らしや家族が少ない方の場合は量が多いものよりも、サッと食べられるステーキ用などの豪華なお肉を贈るのがおすすめ。消費がしやすく満足感の高い贈り物になるはずです。

調理しやすいものを送る場合は調理済みの商品を贈るのもアリ

「できる限り相手の負担を減らしたい」とお考えなら、ハンバーグなどの調理品もおすすめです。ご自身で調理する楽しみもありますが、温めるだけで食べられる調理品はギフトに最適といえるでしょう。

予算で選ぶのもアリ

部位や量、調理品を選択肢に加えれば予算によって柔軟に選べるのもお肉の魅力。いただいた品物の金額によって選ぶ内祝いにお肉はおすすめといえるでしょう。

おわりに

めでたいお祝い事のお裾分けである内祝い。いただいた品物のお返しでも、自主的に贈る品物でも、感謝の気持ちや嬉しい気持ちを伝えるためには、相手のことを考えて品物を選ぶのが大切です。

ご自宅で味わえる高品質な和牛から、名店の味をご自宅で楽しめる料理ギフトまで。内祝いの贈り物を選ぶ際は、ヤザワミートをご利用するのがおすすめです。

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