【崖りんご】の小林農園より、りんご栽培の様子をお届けします。
小林農園では、贈答品として毎年大変ご好評をいただいている【崖りんご】をはじめ、さまざまな品種のりんごを栽培しています。

5月のはじめにりんごの『摘花』を行いました。
摘花とは、一本の木に適正な実をつける為、つぼみを摘み取って間引く作業のことです。

この作業はりんご作りの上で重要な作業となります。
つぼみや花の時点で摘み取ると、ひとつひとつの花にあたえられる養分が多くなり、実が大きくなったりと発育が良くなります。
また、木の養分の消耗を抑えるので、木の体力の維持のためにもなります。

そして現在は、少しずつりんごの実が大きくなり、その中でも一番いい実を残す『摘果』の作業中です。
たくさんの実を取ってしまうのでもったいない気持ちもありますが、大きな良いりんごを作るために欠かせない作業となります。

こうした季節ごとの作業に加えて、りんごの収穫時期まで、定期的なりんご畑の草刈りも欠かせません。
草が伸びすぎると、ネズミや虫が住みついてしまったり、土の中の水分や養分が奪われてしまったりするので、こまめに行います。
木の周辺は手作業で丁寧に刈ります。
夏期は草が伸びるのが早い為、時間や日数がかかり大変な作業となります。
全体の手入れとなる草刈りをすることで農園の作業がしやすくなるため、病気や害虫を減らすなどりんごを作るために重要な作業となります。
夏季には枝の剪定や水やり、鳥に実を取られないようにする対策などの作業が控えています。
カフェ ロンディネッラにお立ち寄りの際は、ぜひテラスから農園を覗いてみてください。
今後も定期的にりんご畑の様子をお届けしてまいりますので、お楽しみに!
