お肉は消費期限を過ぎても食べられる?見分け方も紹介

お肉を購入するときに「いつごろまでに食べないといけない」など、消費期限が気になるかと思います。消費期限を過ぎた肉を食べると食中毒を引き起こしてしまう可能性があります。

そこで本記事は、お肉の消費期限や消費期限が切れた肉の見分け方、消費期限が過ぎたお肉を食べる際の注意点などをご紹介します。

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お肉の消費期限は?いつまで食べられる?

お肉の消費期限は加工から2−3日の場合がほとんどです。消費期限とは「安全に食べられる期限」を指しますが、保存状態によっては記載している日付より前でも腐ってしまう場合があるので注意が必要です。

適切に保存をしていれば1-3日程度なら食べられることもありますが、お肉の状態をご自身でしっかりチェックすることが大切です。

消費期限と賞味期限の違いは?

消費期限は生肉や生魚など、製造や加工から悪くなるまでの日数が早いものに設定されることがほとんど。基本的には消費期限を過ぎた食べ物は、食べないほうが良いでしょう。

賞味期限は劣化が比較的遅いものに設定されることが多く、「おいしく食べられる期限」として設定されています。

賞味期限はあくまで品質を保証する期限なので、多少過ぎた程度では食べられないということはありませんが、あまり過信せずに期限内に食べきることを心がけたほうが安全です。

消費期限を過ぎた肉の見分け方

消費期限を過ぎたお肉を食べる場合、傷んでしまっていないか良くチェックしましょう。また、消費期限以内でも後述する特徴が出ていたら食べるのは避けたほうが無難です。

お肉の表面・色に問題は無いかチェック

まずチェックしたいのはお肉の色。買ってきたばかりのお肉は新鮮なピンクや赤色ですが、消費期限が近づくごとに少しずつ変色してしまいます。

黒っぽい部分が多い場合や、灰褐色になった部分が出てきたら要注意。匂いも確認してから調理したほうが良いでしょう。

黄色く変色している場合や、緑のカビが生えている場合は、絶対に食べないでください。色味に問題が無くても、表面やドリップに粘り気がある場合は雑菌が繁殖している可能性が高いため食べるのは避けましょう。

異臭がしたら食べるのは控えましょう

表面や色に問題が無い場合でも、傷んでしまっている可能性があります。不安な場合は匂いも必ずチェックしましょう。

・酸っぱい臭い

・生ゴミのような腐敗臭

・刺激臭

上記のような匂いがする場合は、細菌の繁殖や腐敗が進んでいる可能性が高く食べるのは危険です。お肉に顔を近づけたくない、お肉が冷えていて匂いが分かりづらい場合は、人差し指でお肉の表面を軽く触り、親指との間でこすって脂を温めて匂いをチェックするか、少しだけお肉を切り取りレンジで温めて匂いを確認しましょう。

お肉の正しい冷凍方法

買ってきたお肉を長く保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。ただし買ってきたお肉をパックのまま冷凍しては、保存期間や美味しく食べられる期間が短くなってしまいます。

この項では、買ってきたお肉を長く美味しく食べるための冷凍保存方法をご紹介します。

余分な水気は拭き取る

スーパーや精肉店で購入したお肉の場合、薄い赤色の液体「ドリップ」が付着していることが多いです。ドリップはお肉から出た余分な水分で、お肉の臭みの原因の一つです。

パックの底に敷いてあるシートはドリップを吸い取るもので、一緒に冷凍してしまっては解凍時に臭みが増す上に不衛生になってしまいます。

お肉を冷凍する際はドリップとシートを捨て、キッチンペーパーなどでお肉の表面についた水分を拭き取りましょう。

出来る限り空気をシャットアウト!

余分な水分が拭き取れたら手早く冷凍しましょう。冷凍する際に、タッパーなどにお肉を入れる方もいらっしゃるかもしれませんが、美味しく保存したい場合はラップと保存袋を併用するのがおすすめです。

水分を取ったお肉をラップで包み、密閉式の保存袋に入れましょう。保存袋に入れる際もなるべく空気を入れないようにするとベターです。

しっかりと密閉すれば、他の食品に匂いが移らず、酸化や乾燥、冷凍焼けなども防げます。

解凍は流水解凍が◎

電子レンジの解凍メニューなど、急激にお肉の温度を上げる解凍方法ではドリップが出てしまい味が落ちてしまう可能性も。冷凍していたお肉を解凍する場合、お肉の味や風味を損なわない流水解凍がおすすめです。

ボウルやバットに解凍したいお肉を保存袋ごと入れ、蛇口から水を当て続けましょう。薄いお肉なら2分程度、ブロック肉なら5〜10分程度流水に晒しておけば解凍できます。

再冷凍はしない方が吉!

冷凍したお肉を解凍した場合、お肉の細胞はダメージを受け、何度も繰り返すとお肉の細胞が壊れてしまい、味や風味が大幅に落ちてしまいます。

また、食中毒の原因菌は15℃〜50℃で活発になるものが多く、解凍したお肉は早めに調理しないと細菌が繁殖してしまうことも。

冷凍したお肉の保存期限は?

冷凍したお肉は1カ月程度を目安に使い切りましょう。冷凍庫を開ける頻度や、お肉を取り出す頻度によっても保存期限は前後します。

お肉が酸化・乾燥してしまい味や品質が大きく落ちてしまうので、早めに食べるのがおすすめです。空気に触れる面の大きい挽き肉は2週間以内に使い切ることを意識しましょう。

美味しく食べたい場合は冷蔵保存がおすすめ

お肉を美味しく食べたい場合は冷凍保存より冷蔵保存のほうがおすすめです。冷凍に比べて保存期限は大幅に短くなるため、記載の消費期限以内に食べきるようにしましょう。

冷蔵庫に保存する場合も、ドリップや余分な水分から細菌が繁殖してしまうためパックのまま保存するのはNG。パックから出し、余分な水分を拭き取ったら、キッチンペーパーやクッキングペーパーで包み、その上からラップに包むか、通気性の良いバットなどに並べておけばお肉の鮮度が保たれて、美味しく食べられます。

熟成肉とは?自宅でも作れる?

熟成肉とは、温度や湿度を調節した特別な環境で長時間寝かせたお肉のこと。お肉の中のタンパク質が酵素によって分解されることで、通常のお肉より柔らかく香りや旨味が凝縮されています。

熟成肉の表面は黒ずんでいますが、これは特別な環境で熟成させているため傷んでいる訳ではありません。もちろん一般家庭の冷蔵庫では熟成肉を作ることはできないため、熟成肉を食べたい場合は専門店で購入しましょう。

おわりに

食べて美味しいお肉ですが消費期限は短く、傷んでしまった場合は食中毒などの危険が伴います。高品質なお肉を美味しく食べるなら、品質管理の保たれた冷凍のお肉や、保存のきく冷凍の調理品などが揃っている専門店サイトを利用してはいかがでしょうか?

高品質な和牛から、名店の味をご自宅で楽しめる料理ギフトまで。美味しいお肉を選ぶ際は、ヤザワミートをご利用するのがおすすめです。

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